護符の読み方や意味は？

護符という言葉は、普段はあまり聞きなれないとい方も多いかもしれません。
最近ではゲームなどでアイテムとして登場することもあるようです。

いつの時代にも神頼みはつきもの。
そんなアイテムの一つとして今、注目を集めつつあります。
そこで今回は、護符について読み方や、その意味について解説してきますので、参考にしてみてください。

護符の読み方や意味を解説

最近では「ごふ」という呼ばれ方が一般的となっています。
ですが、時には「ごふう」とも呼ばれることもあります。

神符、御守り、御札などとも称されるものが存在します。
これらは紙片に神仏の名号や形像、呪文、経文、密教の種子、真言、神使といったものを書いたもので、神仏の加護を受けたり、災禍を避けたりするために使われます。
これらの御札は家の神棚に掲げたり、家の入口に貼り付けたりされ、時には摂取されることもあります。
護符は本来は神仏への参詣によって受け取るものでしたが、社人、御師、僧侶などが御札を民家に配布するようになり、広まっていきました。

護符の歴史は古い

文字の知識が広まっていなかった時代には、呪文や呪符が特に強力なものと信じられていました。
今日、全国の社寺で提供されている護符はさまざまで、有名な社寺の護符はあらゆる災難から守ってくれると信じられています。
しかし、同じ社寺でもさまざまな効能を持つ護符が提供される場合もあります。

護符の意味も時代とともに変化

護符は本来は神仏への信仰に基づくものでしたが、時代が進むにつれて、新たな災害や危険に対処する必要性が生まれました。
その中でも交通安全に関連する護符が一般的になり、電車や自動車などで交通安全を祈願するために使用されています。
また、神仏の守護から離れて、風邪の神を追い払うための呪符なども行われています。

最近では、恋愛成就であったり、宝くじなどのくじ運の願掛けなどにも用いられるようになってきています。

護符の外国語は？

護符の英語ではan amulet、イタリア語では、talismano（タリズマーノ）となっています。

護符の読み方や意味は？のまとめ

護符は一般的には「ごふ」と呼ばれていますが、「ごふう」と呼ばれることもあります。

その歴史は古く、社寺で配布されるようになり全国に広まっていきました。
紙片に神仏の名号や形像、呪文、経文、密教の種子、真言、神使といったものを書いたもので、神仏の加護を受けたり、災禍を避けたりするために使われきました。

現在では、健康や安全祈願だけでなく、恋愛成就やくじ運などの願掛けにも利用されています。
いつの時代にも神様にすがりたいというのは変わらないのかもしれませんね。